HOTEL RWANDA(ホテル・ルワンダ)

公開日: : 映画 DVD

ホテル・ルワンダ(Hotel Rwanda)のDVDを観ました。
タイトルだけは知っていて、でも、なんとなく暗くて悲壮なイメージだったので手が伸びず、今まで観たことがありませんでした。でも、昨日、夫が借りてきて隣の部屋で観ていて、ついつい引き込まれ、どっぷり最後まで一緒に観ました。

Amazonより「ホテル・ルワンダ」の内容紹介を一部引用します。

1994年、アフリカのルワンダでは、長年続いていた民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。世界中が黙殺したこの悲劇の中で、ひとりのホテルマンが、殺される運命にあった1200人の命を救っていた・・・。
「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの実在の人物は、ルワンダの高級ホテルの支配人を勤めていたポール・ルセサバギナ。行き場のない人々をホテルにかくまい、ホテルマンとして培った話術と機転を頼りに、その命をたったひとりで守り抜いた。

主演は『クラッシュ』のドン・チードル、ソフィー・オコネドー、共演にはニック・ノルティ、ホアキン・フェニックスの実力派をキャスティング。監督は『父の祈りを』の脚本を手がけたテリー・ジョージ。そして数々のオリバー・ストーン監督作を手がけた社会派の大物プロデューサー、A・キットマン・ホーがこの感動のヒューマンドラマを映画化した。

(Amazonより引用)

一言でいうなら、重い。圧倒的な史実を前に軽々しい言葉は出てこないけれど、観てよかったです。
同じ地球上でこんなことが起こっていたのか、こんな理不尽な暴力にさらされ命を失った人たちが数えきれないほどいるのか・・・。人間の中に存在する善きもの(愛、信頼、勇気)と醜いもの(差別、集団心理、狂信、暴力)を目をそむけたくなるほどありありと描いている、と感じました。残虐なシーンもあることはあるのですが、そういう部分は少し遠くから写すようなカメラワークなので、その部分はそんなに心配しなくても観られると思います。(衝撃的ではありますが・・・)
主人公ポール・ルセサバギナが完璧なヒーローとしてではなく、恐怖し、絶望し、弱音を吐き・・・それでも、愛する人たちのために自分のできる精一杯のことをやり抜いていく姿に、心打たれます。

印象に残ったフレーズをひとつ紹介します。

I think if people see this footage they’ll say, “oh my God that’s horrible,” and then go on eating their dinners.

(虐殺の証拠となるビデオを撮ってきたカメラマンに向かって、主人公ポール・ルセサバギナが「ありがとうございます、このフィルムを全世界に向けて発信してくれれば、きっと世界は私たちを助けるための行動を起こしてくれるでしょう。」と言ったことに対する返事として)、「人々はこのフィルムを観ても、『怖いね』と言うだけで、そのまま食事を続けるだろう。

ガツンときました。この映画を観ている私たちもまた、「怖いね、といいながら食事を続ける」側の人間だと思ったからです。

「アフリカの人たちのために私たちに何ができるのか?」ということも考えさせられるけれど、この映画のメッセージはむしろそこではなく、自分のいる場所でできることをしなさい、ということなのかなと思いました。
決して観終わったあと、楽しかったねと言える映画ではありません。でも、これは観るべき映画だと感じました。

主演のドン・チードルはアメリカ人ですが、この映画ではルワンダ人の役なので、わざとネイティブスピーカーらしからぬ英語を話していると聞きました。「ネイティブスピーカーが、ネイティブスピーカーだと思われないように話す英語」というのがどんなものかよくわからないのですが、個人的にはかなり聞き取りやすい英語でした。

2004年の作品なので、レンタルショップでは旧作のコーナーに並んでいると思います。(うちはゲオで50円で借りてきました。安いですね~。)

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