“Happiness only real when shared” 映画『INTO THE WILD』より

公開日: : 映画 DVD

先日、カフェトークのRomi講師のレッスンがとってもよかったというエントリを書きましたが、そのRomi講師おすすめの映画を昨夜観ました。これが素晴らしかったので、紹介したいと思います。
その映画は、Romi講師のこちらのコラムで紹介されていた”Into The Wild
監督・脚本はショーン・ペン、主演はエミール・ハーシュ、2007年の作品です。

ショーン・ペン監督最高傑作、衝撃の実話を映画化!
恵まれていた22歳の青年は、なぜ独りアラスカを目指したのか-

1992年アメリカ最北部、アラスカの荒野でクリストファーという若者の死体が発見された。裕福な家庭に育った優等生の彼が、なぜ全てを捨てて旅立ち、2年間の放浪の果てにアラスカで最期を迎えたのか。
ジャーナリストで登山家のジョン・クラカワーはこの出来事を綿密に取材し、ノンフィクション「荒野へ(原題:Into The Wild)」を発表、一躍ベストセラーとなった。この「荒野へ」に激しく心揺さぶられたショーン・ペンが10年近くをかけて映画化権を獲得。実力派のスタッフ&キャストが結集し、ついに本作「イントゥ・ザ・ワイルド」が完成した。理想と現実のギャップに悩み、全てを捨てて真実を追い求めた主人公の姿は、見る者すべてに衝撃を与える。旅の終わりに彼が知った“真実の幸福”とは・・?

(Amazonの内容紹介より引用)

Brett at the bus
Brett at the bus / Paxson Woelber

2007年の映画なのでTSUTAYAでは旧作の棚に並んでいましたが、私はいままでこの映画のことをまったく知りませんでした。
昨夜、夫といっしょにDVD鑑賞をしたのですが、Romi講師のおすすめ通り、とっても良かったです! 景色も、音楽も、そして人間の内面の描写も。・・・ラストでは思わず息をのみ、映画を観終わったあとも、その余韻が長く尾を引きました。

内容紹介だけ読むと、青臭い”自分探し”かと思われる方もいるかもしれませんが、そんなふわふわしたものではなく、もっとヒリヒリした、ぎりぎり限界の・・・彼にはこうするしかなかったんだろうな、と思えるものでした。
でも、(ネタバレになってしまうので、詳しくは書けませんが)、あのシーンで(物理的にも精神的にも)とどまることはできなったの?と、思わずにはいられません。

すごく個人的な感想なのですが、主人公の青年は、村上春樹の「羊をめぐる冒険」に登場する「鼠」を連想させました。物質的にとても恵まれた環境に生まれ育ち、でも、ずっと生きにくさを感じつづけ、精神的に深いところへどんどんどんどん分け入ってしまう・・・。「鼠」とこの青年は、最終的に選んだものが違うけれど、でも、似たようなものを抱えている人間に思えました。

*

Romi講師もコラム中で書いていらっしゃいましたが、主人公が自分の手帳にメモのように書き記したこの言葉が心に響きました。

“Happiness only real when shared”  by Christopher McCandless
(幸せは、分かち合う時にのみ本物になる)

「ん? なんで”is”がないの?」と思った方は、Romi講師のコラムへGo!

言葉だけ見ると、当たり前のことで、さらっと聞き流してしまうかもしれませんが、あのシーンで、主人公がこの言葉をメモに書きつけるのを見たときには、心打たれました。この状況で、この言葉が出てくることの重み。ネタバレなしに説明するのは難しいので、興味のある方はDVDを借りて観てみてくださいね。
Amazonのレビューにも軒並み高評価が寄せられていました。

私にとって、素晴らしい映画を観ることは、人生の楽しみ。そして、「英語」も人生の楽しみを増やしてくれるものだと信じています。

*
PS. アラスカつながりですが、写真家の星野道夫さんが、実際にアラスカに住み、そこに暮らすエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描いたエッセイ集「旅をする木」も、とても素晴らしい本です。
私の感想は以下ページで書いています。良かったら読んでみてくださいね。

星野道夫さんの「旅をする木」を読んで、世界の広さ、自分の小ささを知る

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Comment

  1. cafeecandela より:

    ショーン・ペンの監督としての才能に、ただただ圧巻でした。
    星野道夫さんの本も読んでみたいです♪

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