初めての英語パラグラフ・ライティング レポートの書き方・例

公開日: : 通信短大

パラグラフ・ライティング

現在、通信短大でパラグラフ・ライティング(Paragraph writing)の科目を履修している私。通信短大の科目は、基本的にはひとりでテキストを読み、理解し、課題にしたがってレポートを作成するわけですが、パラグラフ・ライティングについて今まで習ったことがない英語学習者にとっては、正直ハードルが高いものだと思います。

英語レベル初級~中級の人はもちろんですが、中上級~上級の方にとっても、 英語レベル初級~中級の人にとって難しいのはもちろんですが、中上級~上級の人にとっても、ライティング(書くこと)は最もハードルが高い技能ではないかなと思います。(※読む、書く、聞く、話すの4技能のうちで。)

パラグラフ・ライティングとは

パラグラフ・ライティングとは、1つのテーマ、トピックについて記述することを言います。(1つのテーマ、トピックについて書かれたそのひとかたまり(段落)の文章をパラグラフと呼びます。)

アメリカでは、小学校から英語(国語)の授業でparagraph writingの書き方を習うのだと、アメリカ人の友人が言ってました。(彼は国語があまり得意ではなかったそうで、「レポートを出すたびに、たくさん先生の修正が入ったよ~。」とのこと。日本人にとっての作文みたいなものなのかな?)

私は通信短大のテキストとして指定されていた『FIRST STEPS IN ACADEMIC WRITING (2E): STUDENT BOOK (ACADEMIC WRITING SEREIS)』でパラグラフ・ライティングの基礎を勉強しました。

The second edition of First Steps in Academic Writing , by Ann Hogue, provides high-beginning to low-intermediate students with essential tools to master basic academic writing. The text’s time-proven approach integrates paragraph organization, sentence structure, grammar, mechanics, and the writing process. First Steps leads students to build strong academic writing skills that will last them throughout their writing careers.

 (Amazonの内容紹介より)

ちなみに、このテキストは全くもって日本人学習者向けの本ではありません。「初級向け」とありますが、日本語での説明はもちろんありませんし、英語で英語の文章の書き方(ルール)を学ぶわけですから読むのに時間もかかります。

パラグラフ・ライティング

パラグラフ・ライティングのキモ これだけは押さえよう

FIRST STEPS IN ACADEMIC WRITING (2E): STUDENT BOOK (ACADEMIC WRITING SEREIS)』のテキストによれば、1つのパラグラフ・ライティングには3つのパートが必要だそうです。

パラグラフを構成する3つのパート

1. Topic sentence (トピックセンテンス)

2. Supporting sentence (サポーティングセンテンス)

3. Concluding sentence (コンクルーディングセンテンス)

*

これを日本語で言い換えると、

1. 段落の主題を述べる。(今からこれこれについて書きますよ、という宣言)

2. 1で挙げた主題について、例や、具体的なことを書いていく。

3. 結びの言葉。1の主題の言い換えや、2の要約的な内容がくる。

*

日本語で例を挙げてみます。

1. Topic sentence (トピックセンテンス)で主題を述べる。
フライトアテンダントには3つの重要な素質がある。

2. Supporting sentence (サポーティングセンテンス)
まず1つめには親しみやすさ。なぜ親しみやすさが重要かと言うと・・・・(具体的な理由を挙げる)。
次に、自信を持っていること。なぜ自信を持っていることが重要かと言うと・・・(具体的な理由を挙げる)。
3つめに、肉体的な強さ。なぜ肉体的な強さが必要かと言うと・・・(具体的な理由を挙げる)。

3. Concluding sentence (コンクルーディングセンテンス)
つまり、フライトアテンダントは、親しみやすく、自信を持っていて、強いのである。

・・・とこんな構成になります。

ここでしてはいけないのは、「重要な資質が3つある」と書いたのに、2つしか書かなかったり、4つ以上書いたりすること。また、主題にあげていないことに話が脱線するのもダメ。(例えば、「だから私はフライトアテンダントになりたいと思う。」と書いたり、「肉体的な強さを身につけるためにこんなトレーニングが効果的だ。」と書くのはNGです。)

*

ちなみに、主題には話題を限定する要素が必要です。これをControlling idea(コントローリングアイデア)と言います。「海について」「旅行について」「家族について」では漠然しすぎていて、トピックセンテンスになりえません。
コントローリングアイデアを加えて、海での安全のために気を付ける5つのこと」「私が旅行を好きな3つの理由」「家族が一緒に食事をとることの重要性」など、これから○○のどんなことについて書きますよ、というのを明らかにする必要があります。

例:
Good roommates have four characteristics.
(良いルームメイトが持っている4つの性質)

Big cars are safer than smaller cars for two reasons.
(大きな車が小さな車より安全である2つの理由)

Living with your parents has certain advantage.
(両親と住むのには明らかな利点がある。)

「○○が○○な○つの理由」の型は、初心者がパラグラフ・ライティングをする際にもっとも使える型だと思います。もちろん、パラグラフ・ライティングの構成はこれだけではありませんが、数を挙げると構成がしやすいんですよね。

ちなみに、コントローリングアイデアを含むトピックセンテンス(例:Good roommates have four characteristics.)を書いたあと、サポーティングセンテンスを続けるときにはListing-Order Signalsを用いましょう。これは、First(第一に)、First of all(まず第一に)、Second(二番目に)、Third(三番目に)、In addition(加えて)、Also(さらに)、Finally(最終的に)などの言葉を指します。日本語でも普通に使いますよね。

パラグラフ・ライティング担当の教授からのアドバイス

通信短大の学習は、テキストを使った自宅学習(ひとりで行う)が基本ですが、先日別の英語系科目のスクーリング(面接授業)に出席した際に、担当の教授が、パラグラフ・ライティングの教授でもあることを知って、レポート作成についてのアドバイスをいただいてきました。

教授曰く、日本の大学や短大でのパラグラフ・ライティングのレポートは、正しいパラグラフ・ライティングのルールを理解しているかどうかを確かめるものであり、決して文章そのものの芸術性や文学性を問うものではない、とのこと。

おもしろみのない、ひねりのない、単調で当たり前の文章でも全然OK!
奇をてらった文章を書こうとしたり、難しい高尚な文章を書こうとして、文法的なミスをするくらいなら、退屈でも正しい文章を書いたほうがいいよ、とアドバイスをもらいました。小学生が書くような稚拙な文であっても、ミスがないほうがいいみたいです。

パラグラフ・ライティングのレポート

(私の書いたパラグラフ・ライティングのレポート。たまたまアメリカ人青年がホームステイに来てくれたので、レポートを添削してもらったところ、かなり赤ペンチェックが入りました。(^^;)

最後に

ここに書いたパラグラフ・ライティングの書き方は、あくまで初歩の初歩です。私自身、パラグラフ・ライティングについてしっかり学んだわけではなく、あくまで通信短大のレポート作成のためにテキストを読み、理解したことを(自分の知識の定着もかねて)ここにまとめたにすぎません。

よりちゃんと学びたいという方は、アカデミックライティングについて書かれた以下のような書籍で知識を深めることをおすすめします。

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